今日は、太田うちわの売店ディスプレイのために、製作者の圷さん宅におじゃましました。
このうちわは雪村うちわといわれていて、室町時代の画家雪村が始めたものです。
圷さんはすでに4代目で、たいへんお元気で毎日製作していらっしゃいます。
遠路はるばる圷さんのもとへうちわを購入しに来る方もいらっしゃるそうです。
出来上がるまでの33行程はすべて手作業で行なわれます。
道具も明治、大正のものばかりで手入れをされて大事に使われているのがわかります。
圷さんの手際の良さ、すばらしい技術に思わず見入ってしまい、撮影のことなどすっかり忘れてしまいそうでした。
このような常陸太田市の伝統工芸がずっと続くことを願い、帰社しました。
この水戸光圀も愛用したうちわ、ぜひ手にとってみてください。
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